不動産投資を始めるきっかけとなった一冊
私が不動産投資を始めるきっかけとなったのが、ロバート・キヨサキさん著書の「金持ち父さん貧乏父さん」です。
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お金持ちになりたい方には、必読書といえるのではないでしょうか。
早速ですが、みなさんが考える「お金持ち」とはどういった人のことでしょうか?
この質問に対して、以前はとにかくお金をたくさんもっている人がお金持ちだと思っていましたが、この本と出逢って「資産所得(=不労所得)>生活費」がお金持ちということに気付くことができました。
ここからはお金持ちの特徴について解説していきます。
①お金持ちは資産を買い、貧乏人は負債を買う
まずは、資産と負債の違いを理解することが大切です。
ここで1つ問題ですが、「家は資産でしょうか?それとも負債でしょうか?」
正解は・・・「資産にも負債にもなりうる」です。
その家から家賃収入が得られ毎月プラスのキャッシュフローをもたらしてくれるのであれば、それは「資産」と呼べますが、マイホームの場合は「負債」となります。
「資産」と「負債」のちがい
・「資産」とはお金を運んでくれるもの
・「負債」とはお金をとっていくもの
つまり、お金持ちは収益を生む不動産や株などの資産を買うのです。
②お金持ちは「ビジネスオーナー」もしくは「投資家」
まずは、こちらの図をご覧ください。
【左側のE(=従業員)とS(=自営業)の特徴】
・労働収入
・自分が働かないと稼げない
・稼げる額には限界がある
【右側のB(=ビジネスオーナー)とI(=投資家)の特徴】
・権利収入
・自分が働かなくても稼げる
・稼げる額には限界がない
お金持ちになれるのは、右側のB(=ビジネスオーナー)とI(=投資家)です。
また、税制面でも従業員(会社のために働いている人)とビジネスオーナー(会社を持っている人)で決定的な違いがあります。
従業員(会社のために働いている人)のお金の流れ
『稼ぐ』 ⇒ 『税金を支払う』 ⇒ 『お金を使う』
ビジネスオーナー(会社を持っている人)のお金の流れ
『稼ぐ』 ⇒ 『お金を使う』 ⇒ 『税金を支払う』
つまり、ビジネスオーナーは税制面で非常に有利であることがわかりますね。
③お金持ちは「仕組み」をつくる
例えば、川から離れた村に水を運ぼうと考えたときに、あなたならどのような方法で水を運びますか?
バケツで運ぼうとした場合、自分が運ぶことを休んでしまうと水がとまってしまいますよね。そこで、お金持ちはパイプラインなどを作り、自分が働かない間も水が運び込まれる仕組み(システム)を考えます。
つまり、お金持ちは、自分が働かない間もお金が入ってくる仕組み(システム)を作っています。
不動産投資も同じで自分が働かなくても家賃が入ってくる仕組みになっています。
おわりに
日本人の多くは会社員となりますが、近年、副業や自分のビジネスを行う方が増えてきています。不動産投資は管理などを不動産会社に任せておけば、あまり時間をとられることもないので、サラリーマンなど本業がある方にとって、相性の良いビジネスとなります。「金持ち父さん貧乏父さん」と出会い、お金持ちに対する概念が覆りました。収入を上げ、支出を下げる。そして貯めたお金で資産(お金を生むもの)を買っていく。シンプルですが、そうやって徐々にお金持ちへと近づいていきます。